
フレイルについて
こんにちは、笑顔を創造する整体院 KAIZEN です。
少しずつ暖かい日も増えそろそろ春ですね~~
卒業式シーズン、それが終われば入学式、入社式と色々な次のステージへ進むワクワクドキドキの季節ですね(^^♪
本日は、、、
フレイルとは
さて皆さん、【フレイル】という言葉聞いたことがありますか??
洋菓子ではなく、音楽用語でもなく、新しいSNSでもないんです。
フレイルとは、日本語で『老衰』を意味する言葉です。
加齢によって運動器という所謂、カラダ(肉体)と認知機能・精神という所謂、ココロの機能、つまり心身の機能が低下してしまった状態のことをフレイルと言います。
厳密な判断基準は定められてはいないのですが、以下のようなチェック項目があります。
①体重減少
②疲れやすい
③歩行速度低下
④握力低下
⑤身体活動量低下
このうち3つ以上当てはまるとフレイルだそうです。
(ただ、僕は、この項目すべて運動器要素が多いなと思いました)
ロコモティブシンドロームとは
よく似た状態を表す言葉で、【ロコモティブシンドローム】略して【ロコモ】という言葉があります。
聞いたことありますか?
【メタボ】はよく聞くと思いますが、少し違うんです。
【ロコモ】は、運動器機能が低下した状態で、ひいてはその結果、歩行困難や車いす生活、はたまた最終寝たきり生活になってしまう予備軍の事です。
運動器とは、カラダを構成する筋肉や骨、靭帯、関節などのことを指します。
つまり、例えば筋肉が衰えて歩きにくくなり、歩くと関節が痛くてさらに歩くことが困難になっていくみたいなことです。
【メタボ】は、肥満や運動不足で血管系や内臓系機能に悪影響を与え、生活習慣病になってしまう予備軍の事です。
話を戻しますね!
この【ロコモ】という状態にココロの状態をプラスしたのが、【フレイル】です。
心身一如
想像してみて下さい。
毎日毎日腰が痛くてしょうがない。そんな『カラダ』の状態だったら・・・

「外に出かけるの面倒くさいな~」「友達に買い物誘われたけど腰が痛いし、、、行きたくないなぁ~」「動くのも面倒じゃな~」
それが続き・・・
「はぁ~~、最近楽しいこともないなぁ~~」「なんかやる気も出んな~」「ごはん食う気にもならへんな・・・」

というように、『ココロ』の状態もドヨ~ンとなる流れ、想像できますよね??
この状態がフレイルです!!
フレイル予防
カラダもココロもドヨ~ンと下がってしまったフレイル状態を招かないようにどうしたらよいのか??
これだけしておけばいいよって言うものがあるわけでもないと思っています。
フレイルになってしまうのも、ある日突然なったという事は考えにくく、徐々にその状態まで進行してくるものですから、日々の生活の中で継続的にカラダとココロをケアしていくことが重要です。
痛みのないカラダを獲得することも一つ
そのための運動をすることも一つ
お友達やご近所さんと会話したりコミニティを持つことも一つ
趣味などを持つことも一つ
色々とフレイル予防には、あります。
整体もその一助となりえます。ただ、前述したようにある日突然なるモノでなければ、またその逆も同じ。フレイルに陥ってしまってからの回復もまた簡単ではないかもしれません。
だから、腰が痛い・肩が痛いといった、その時だけ整体へ行って何とかしようというだけでなく、定期的メンテナンスというスタンス、心構えがとても大切だと考えています。
整体に対するイメージが少しでも変わるきっかけになれと思います。