治癒はいつ起きているのか？

投稿者：kaizen 投稿日：2023年02月10日この記事のカテゴリー：

治癒はいつ起きているのか？

あなたは、治癒はいつ起きていると思いますか？

治癒の定義は、ウィキさんによると完全に治った状態なんて解釈もあるようです

しかし、ケガの傷痕が残ったり、一生付き合う病には治癒はないのかという問題（疑問）にもなってくる

詳しくは、コチラを

僕の考える治癒は、

症状が軽減していく過程でもあり

本来の姿に還る過程でもあると思っている

または、今より悪化せず病と良好な付き合いをしている状態もあるだろうと

例えば、不治の病だからと言って日常生活ができないのか？

全身が侵されて正常に働いている細胞は全くないのか？

というとそうではない

または、西洋医学的に原因不明、不治の病と言われても

ある日、治っていたなんてこともある話だ

という事は、治癒は起こっていたという事にならないだろうか

治癒の前置きはこれくらいにして

では、その治癒はいつ起きているのか？？という話

薬を飲んだタイミング？薬が効いている時？

診察室でドクターに診てもらっている時？

手術をしたとき？

僕たちの業界で言えば、

施術（手当て）を受けている最中？

予約をした時？

施術（手当て）を受けた後？

などになるかと思うけど、どうでしょうか？？

今日はいつもよりマシです

結構よくある話ですが、

数日前にご予約を受け、その時はカラダの症状がキツイ様子が伺えたのに

ご予約当日、来院し『お身体の状態はどんなんでしょうか？』と聞くと

「いつもは、○○で…」と教えてくれる

『本日は、どうですか？動きで症状が出るとか。ありますか？』と聞くと

「いぁぁ～、今日は特にないですね。なんかいつもよりマシです」

というようなことが、まーまーある話

あなたも経験ないですか！？　

意識はすでに手当てを受けている

あなたは、旅行の予定を立てました

ディズニー島にいきます

その瞬間からワクワク、ウキウキしますよね（きっと）

その旅行は一か月先というのに、毎日ディズニー島の事を思い浮かべてはニヤニヤ(笑)

つまり、あなたの意識はすでにディズニー島にいって愉しく遊んでいるんです

だから、感情がワクワク、ウキウキして、顔の表情筋はニヤニヤしているんですよね

それが前日に迫った夜、愉しみ過ぎて寝られないなんてこともあるかもしれないですね

それはもう興奮してるからですよ

興奮していると、心臓はドキドキ拍動し、鼻息は荒くなり（笑）ってことです

これは、自律神経の中の交感神経が高ぶっている状態

ここメッチャ重要！！

予定を立てた→意識の変化・感情の変化・筋の変化・神経も変化などなど

ってことが起きているでしょう

さらに言えば、

ディズニー島で遊び終わり、帰りの道中ってどうですか？

疲れて、寝ちゃうかもしれませんが（笑）

あぁ～～愉しかったな～。また行きたいな～。アノの乗り物がよかったなんて話しながら

話さなくても頭の中で想像し、思い返し、過去の有った出来事（事象）に浸っていませんか？

その時も、やはりワクワクやウキウキ、ニヤニヤが残っていますよね

要するに、事象が終わった後でも

感情は動いているし、表情も動いている、神経も動いています

手当てを受ける時も

少し話し戻しますね

手当て（施術）当日に「今日はマシです」という話

この話もディズニー島の話と同じことで

予約をした時点から

意識が動き、感情や運動・神経系・それに支配されている血管系や内臓系なども動いているんです

もちろん、それを本人が気付いている、いていないは関係なくです

だから、普段は肩こりが酷くてつらいと感じていても

予約して「今の症状を改善してもらうんだ」と思ている最中にカラダの中では色々と既に動き始めているんです

色々と動いていた結果、来院の時には、「いつもよりマシです」という事になっているわけですね

そして、実際に手当てを受けることで

自分では動かし切れていなかった体の中のサイクル（動き）を

手当てによってチョンとひと押しお手伝いすると

動きが大きくなります

手当てにより大きくなった動きは、ディズニー島の例えと同様

その事象（手当て）が終わった後でも動き続けています