
手当て後、痛みが酷くなることもあります。
手当て後、一時的に痛み(症状)が出ることや酷くなることがあります。
という事を、まず初めに知っておいて下さい。
こんなことを書くと「えっ?」と思われるかもしれませんが、理由をご説明します。
初めに感じた「痛み」は、カラダで何かしら辻褄が合わなくなったり、その蓄積でカラダが悲鳴を上げた一つの現象(症状)と言えます。
それを例えるならまるで部屋の中の埃の蓄積。
一つ一つは小さく目に見えない埃でも、溜りに溜まると合わさり固まりになりある日、目視できるほどになる。
それが「痛み」として感じた時点と思って下さい。
事故や突発的なケガ(骨折)でもない限り、カラダに起こる痛みはほぼほぼ何かしらの蓄積による痛みです。
溜りに溜まった埃をいざ掃除しようとする行為が手当て(整体)などと言えます。
埃だらけの部屋を掃除し始めたらまずどうなりますか??
埃は部屋中に舞い上がりますよね。
だから窓を開けて掃除するわけですし。

溜まったカラダの埃を掃除しようと手当て(整体)すると初めのうちは、埃が舞い上がり「痛み」を感じたり
以前より症状が強く感じられたりすることがあります。
しかしそれは、溜まった埃の固まりを掃除するために舞い上がったモノで仕方のないものなのです。
もっと言えば、必要な現象なのです。
同じ様に感じられる「痛み」でも、埃が溜まって汚れたために感じた「痛み」なのか
それを掃除する時に舞い上がって感じた「痛み」なのか?
同じ様でもその内容、意味は180度異なります。
一回目の掃除で埃が舞い上がり、症状が酷くなったからとそれで掃除を止めていては
部屋は綺麗になるどころか、また汚れていき結果は何も変わらない
そればかりか酷くなっていきます。
どこかの時点でそれに終止符を打たなければなりません。
以上が、「手当て後、痛みが酷くなることもあります」の理由です。
手当て(整体)を受けようと思う時は、こんなことを頭の片隅に知っておくと安心かもしれません。